*観覧注意*映画【鬼滅の刃-無限列車編】みんなの感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)⑥選
大ヒット漫画・アニメ、鬼滅の刃が2020年10月16日に劇場公開され、日本で空前の大ヒットとなっております。(最新の2021年2月8日付け興行通信社調べによると、公開115日間で動員2707万人、興行収入371億円を記録したとのこと)
海外でも欧米諸国、アジア圏を中心に鬼滅の刃は人気を獲得しているようです。そこで今回は、一足早く映画を鑑賞した日本人の方々の感想をネタバレ込みで6つ選り抜きし紹介します(意図的に、敢えて批判的な感想を選り抜き)!
*この記事はネタバレを含む内容となっていますので、映画で内容を知りたいという方は読まないようお願いします*
劇場版、鬼滅の刃 無限列車編は原作コミックに収録されてるの?
はい。
原作コミック7巻の54話から8巻の69話辺りのお話です。
そして、鬼滅の刃の映画は、アニメ最終話の続きのお話となります。
アニメでは炭治郎たちが列車(無限列車)に乗り込んだところで終わりました、そして映画はその後のお話となります。
何で批判的な感想を選んだの?
答えは簡単です。
批判的な感想の方が、ネタバレが具体的に含まれており、より詳細が具体的だからです。かと言って、それが映画自体が駄作であることを意味しているという訳ではありません。
良し悪しと感じるのは、あなた次第です。実際映画を見て、自分の目で耳で、五感更に第六感までもフル活用し確かめてくださいね!
私は、鬼滅の刃ファンであろうがなかろうが、映画やアニメファンは必見の映画だと思いますが(前もって言いますが)。
正直、劇場版鬼滅の刃って賛否両論なの?
私の見解ではyesです。
今日付け(2021/02/11)で、以下の3つの知名度の高い映画批評サイトでは、評価3.6, 評価4.0, 評価4.1となっており、平均して星4を切っております。もちろんアラシ工作員もいるはずですが、
星4を切るとやはり賛否両論を否めません。
そして今回はその3つのサイトの中から一番参考になった https://eiga.com/movie/91918/review/ ”映画.com” (総合評価4.0)から、私がビビッと来たものを選り抜きしました。
*もう一度お伝えしますが、敢えて批判的な感想を選んでおります。(批判的な感想の方が、ネタバレが具体的に含まれており、より詳細が具体的だからです)*
*3つの映画批評サイト*
https://movie.jorudan.co.jp/cinema/39580/review/ ”映画の時間”より (総合評価3.6)
https://eiga.com/movie/91918/review/ ”映画.com”より (総合評価4.0)
https://filmarks.com/movies/86962 ”Filmarks映画”より (総合評価4.0)
それでは本題の、映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)を6つご紹介します!
映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
NO.1 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
映画としては0点。鬼滅の刃の映像化としては100点。 BY 加藤プリンさん
映画ではない。
「鬼滅の刃」を、忠実に忠実に映像化した作品でファンとしては(私もだ!)嬉しいばかりの作品。
ただ、、これは、1本の映画作品ではない。
これが、興行収入1位として、他の映画作品と並べる事がナンセンスで
もちろん、芸術と商業のバランスは作品毎にある訳で
中には、こういう映画があっても良いのだが、
映画としての評価は、残念ながら、限りなく低い。
そもそもこの「無限列車篇」自体が、
原作の中でも、特に完成度の低い、面白味のないエピソードなのだ。
なんらドラマもなければ、悪役の掘り下げもない、
困難を打ち破る工夫やアイデアに欠け、
途中から、鬼に加担した側の人間が登場することすらなくなってしまう、
「夢」など、面白く脹らませられる要素がありつつ、あまりに残念な話で、ただただ、煉獄という漢の圧倒的魅力と、その唐突な死が全てであるという事。
それを踏まえ、さぁ、映画化されるに至り、
原作の残念な箇所が、如何なる良アレンジがなされ、
1本の映画作品として膨らませ、成立しているかを愉しみに臨んだが、
ただただ、原作の悪い箇所も悪いまま、忠実に映像化した「だけ」の作品であった。
なにも足さない、なにも引かない。それもまた、ファンの求めるものなのだから、
鬼滅の刃の「映像化」作品としては、満点。
ただ、「映画」作品としては0点。嬉しくもあり、残念ながら、退屈でもあった。だってぜんぶ知ってるンだもの。わかりきっている筋書きを、なぞるだけの1時間半。
映像が綺麗? いやいやもっと描けるはず。
「映画」というものの底力を、ちゃんとわかっているならば。
例えば、原作(漫画故に)に多すぎる言葉を、映像に語らせる事が出来なかったのか。或いは、悪役、また加担した人間のドラマを深く掘り下げる事は出来なかったのか。
或いは、巻き込まれた一般客のドラマは描きようがなかったのか。
或いは、「夢」というものの両面性、テーマの掘り下げは出来なかったのか。
或いは、全編、煉獄と言う漢を中心に据えた編成に出来なかったのか。
或いは、原作のままの台詞を、もっと呼吸を大切にした役者の台詞回しで、表現出来なかったか。
リズムとメロディ、絵画作り。切るべきところは斬り、
脹らませるべき箇所は脹らませる。そういった、映画化の良さをもっと前面に押し出せば、、
或いは。。!!
出典: 映画.com より
*鬼滅の刃を、忠実に映像化した作品のようです
*映画としては0点、鬼滅の刃の映像化としては100点
*映画化ならではのパンチがある演出が必要、との事
NO.2 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
設定を知らなければきつい by かるすとんさん
原作読んで、映画を観た周りの反応も良かったので上映終わる前に行かなきゃと見に行きました。
結構設定の説明が端折られているので、あらすじや設定をある程度知らないときついと思います。そうでなければ、煉獄さんの強さはイマイチ伝わりづらいかも。
出典: 映画.com より
*割と、設定の説明が省かれているようで、ある程度あらすじや設定を把握していないと映画に取り残されるかもしれないですね
NO.3 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
え? by MARUさん
最後の敵はもう列車と関係ないの1本の映画としてどうなの。しかもそこが最後大きくフィーチャーされちゃってるのは、それまでのストーリーとの繋がりが無さすぎて1本の映画構成として理解できない。
出典: 映画.com より
*最後の敵が、映画の鍵となる無限列車と無関係のようで、映画の構成としてはイマイチのようです
NO.4 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
原作漫画のファンです by かなめさん
原作を読んでいるので内容は知っていましたが、動きと音が加わるとやはり臨場感が違いますね。見入ってしまいました。
ただ見返してみると、やはり少し疑問点が浮かんでくるのも事実です。
特にラストシーン。仲間とはいえそれまであまり関わりのなかった3人が煉獄の死にどうしてあそこまで感情的になって涙するのか。
最終選抜や那谷蜘蛛山でも鬼に対して怒ってはいましたが、死に別れた仲間に対して涙することはありませんでした。
まあ共に戦ってるうちに仲間意識が、と思うことにします。
映画オリジナルの演出に関しては良かったと思います。
冒頭のお館様のシーンや、ラストの涙する鎹鴉ですね。
あと映像の迫力や声優さんの演技は素晴らしかったと思います。
原作ファン、アニメファンは観て損はないと思います。
出典: 映画.com より
*あまり関わりのなかった仲間3人が、煉獄の死にどうしてあそこまで感情的になり涙するのかが疑問、との事
*オリジナル演出の、冒頭のお館様のシーンや、ラストの涙する鎹鴉のシーンは良いようです
*動きと音が加わるとやはり臨場感が違い、見入ってしまう映画
NO.5 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
どこで泣けばいいのか全く分からなかった by ikikagaさん
まわりの普通のおばさんや小学生、十代の若者が3回も4回も劇場に行き、「煉獄さん!」「煉獄さんが!」「煉獄さぁーん!」「号泣」「泣いた」と激推ししてくる。アニメは視聴済みだったが全く響かず、しかし「その後が面白いから!」と言われて見てみた。
で、その煉獄さんだが、それまで苦楽をともにしてきた戦友でもなく、"見かけたことがある"程度でほとんどカラミも無い非現実的なマンガ的豪傑属性キャラが急に現れて過去語り始めて死んで、みなさんはいつどこで彼に愛着をもち、感情移入できる時間があったのかお聞きしたい。
ちなみに他のレビューにも散見されるが、煉獄の母親の言葉はアメコミスパイダーマンの(育ての)父親の言葉であり、メインテーマ。
知らない世代にこの言葉を伝えてくれたのは、パクリだと責めるのではなく次の世代に広めてくれた、と評価するべきだと思う(ここに0.5点)。
自分がもしスパイダーマンを先に見てなかったら、この言葉は突き刺さったはずだから。
映画のあと自分の感性がおかしいのかと思い、みんなはきっと原作を最後まで読んでるからだ、それを踏まえなければ何も言えないと考えて原作を最終話まで読んだ。が、え?これで終わり…??
とにかく全体の尺の大半を急に現れたポっと出キャラの薄い過去編に費やし、愛着も何もないのに急に過去を語られても…と戸惑い続けて読み終わった。しかもまさかの100%すべてが家族愛家族愛家族愛家族カゾクで、
全部同じパターンのこすり倒しで胸焼けした。自分の生い立ちの影響もあって家族愛(自己遺伝子の保存)より友情の方がずっと尊く理性的(自己の遺伝子外への愛情なので)という考えなので、正直気持ち悪かった。
逆説的な考えになるけど、この映画(漫画)に共感できる人たちって家族愛に共感できる(家族愛に恵まれた)幸せな人たちなんだろうな、日本てまだまだ平和な国だな、と思い至った。
とにかく映画も原作も、ポっと出キャラの深掘りに必死で(しかも数が多いから結局一人一人が浅い)伏線も壮大なストーリーもなく、小さなスケールで家族愛の押し売りセール、泣き所が全く分からない漫画だった。
散々言われてることだけど、少年漫画を見たこと無い層が今の苛烈なブームを作ってる。まわりの鬼滅おばさんたちもやはり鬼滅以外のマンガ読んだことが無いそうな。まぁ、でしょうね。
3回も4回も行く時間とお金があったら、どうかこれを機に原作者が影響を受けてきた数々の映画(洋画)や漫画を観てみて欲しい。
もっと深く、熱く、すごいから。
出典: 映画.com より
*煉獄とほとんど関わりのない人が現れ過去を語りそれに時間を費すのに違和感があるようです
*煉獄の母親の言葉はスパイダーマンの(育ての)父親の言葉を引用しており、鬼滅の刃のメインテーマのようです
*小さなスケールで家族愛の押し売りセール、泣き所が全く分からない映画、とのこと
NO.6 映画の感想(敢えて辛口の+ネタバレ含む)
-いいけど まあふつうでしたね・と思った話をします。 by えんぞさん
なぜか敵の鬼が、その首切っても死なないよ もう僕は列車とドウカしちゃってるからね〜・て親切に白状しちゃうの、ホントどうかしちゃってると思いました。お子さま向け説明ですかね、でもそこを折り込むとしてもコレ 観客ナメてますよね、て感じです。
熱烈ファンはたぶんここ完全スルーなんでしょうけど そんな都合いいわきゃないと思ってます、説明してるか説明してないかと云えば間違いなく前者なので映画の演出としては落ちるわけです。
あとは、炎柱死んじゃうとこ? まあ なんというか、主要キャラ?人気キャラ?を「死」で以って退場させちゃうことで涙を誘う演出は極めて王道で、なので「ふつう」でしたね。キャラクターが死んでショック・なんてのは人の心を動かす方法としては安易なんです、死んだら悲しいの当たり前ですからね。
しかも敵に大した設定がない。 この映画の前に登場してた蜘蛛の子のように、鬼になったほうにも人生があってそれなりに説得力があると怖さも深みも増していいと思うのですが、なんでもない、今回はただ悪を悪としてしか描いてない感が残りました。
たとえ今後の伏線になるかもしれないとしても、です。 無気力化した炎柱の父親の経緯と併せてなにかあるかもしれませんが、でもこの映画のみについて云うならそこにドラマはない気がしました。後半登場した格上の鬼は前半の夢オチ鬼とは無縁で、でも意外と、人間の命の虚しさの本質をついててやや期待もてたのですが、結局は夜明けまでしゃべり続けただけで、ふりかえると ただ炎柱を殺して退場させるためだけに登場した、そんなやり方あるかよ? と思ってしまいました、残念でしたね。
てなわけでふつうによかったです、よかったんですよふつうにね。
出典: 映画.com より
*炎柱が死に、死の演出は人の心を動かす方法としては安易で映画の演出としてはありきたりのようです
*敵に大した設定がない
*後半登場した格上の鬼は、人間の命の虚しさの本質を把握していて期待が持てるが、結局は炎柱をただ葬り炎柱の死を演出するためのただの敵
*ふつうに良い作品
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よく目にする感想は、煉獄とほとんど関わりの無いキャラクター3人についてでしたね。彼らの長い過去の語りや、彼らの煉獄の死に対しての異様な感情移入に違和感との事。
上記でお伝えした通り、敢えて批判的もしくは辛口な感想を選びました。
そして載せなかった褒めちぎっているほかの方々の感想は在り来たりで、逆に辛口や批判的な感想のほうがグッと私は感じました。熱狂的ファンもしくは本当に鬼滅愛がある方が、所以に敢えて批判をしているように感じ、そこには鬼滅愛があるように私は感じました!
賛否両論だからこそ、実際に観る価値がある映画だと思います!
こうなれば一度、スクリーンで自分の目で確かめるしかないですね!
私は今週、2度目の鑑賞に向かいたいと思います!
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